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医師指示なく身体拘束か 福山友愛病院 | 中国新聞アルファ 

医師指示なく身体拘束か 福山友愛病院 | 中国新聞アルファ

精神疾患の治療をする福山市水呑町の福山友愛病院で、看護師の判断で患者を身体拘束していた疑いのあることが29日、分かった。身体拘束をする場合、精神保健指定医の診察に基づく指示が必要と精神保健福祉法は規定している。同法に基づく監督権限のある広島県は事実確認が必要として同日、立ち入り検査を実施。調査を進めている。

 県によると、病院関係者が2月8日、県を訪ね、病院の行為を告発した。関係者によると、病院関係者は長期間にわたりベッドに長時間縛られている患者や、日常的に拘束されている患者の例を挙げ、いずれも診察した医師の指示に基づかず、看護師の判断で行われたなどと証言。一部は、証拠を示して説明したという。

 県は2月24日、定期監査では問題がなかったとし、不適切な投薬の発覚した3月17日は、臨時の立ち入り検査でカルテを調べたが不適切な手続きは確認されなかったとした。しかし、情報提供者への聞き取りなどでカルテに記載されていない不適切な身体拘束の可能性が拭いきれないとして、29日に再度、立ち入り検査をした。

 県は「情報提供があった内容について職員や医師、看護師に聞き取りをした。今後も続ける」とする。同法の違反が確認されれば、指導や処分を検討する。

 同院の代理人の弁護士は3月下旬、中国新聞の取材に対し、看護師の指示による身体拘束について「そういう問題が提起されたことは知っている」とし、事例の有無などは「答えられない」と話した。29日は検査について「内容が分からないので答えられない」と述べた。

 同院は医療法人「紘友会」が運営し、361床。1996年に県から「精神科救急医療施設」の指定を受けた。今月17日、精神科医師の法人元理事が昨年11~12月、統合失調症などの患者6人に必要のないパーキンソン病の薬を不適切に処方していたと明らかにした。福山市保健所は29日の立ち入り検査で、医療法に基づき医薬品の取り扱いなどを確認した。
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